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中国 手足口病が大流行―500人以上が死亡

2010年07月01日

【新唐人2010年7月1日付ニュース】最近、北京で手足口病が大流行しています。しかも、感染は拡大しており、患者は全国で100万人以上に上るそうです。

6月29日、北京のある病院は手足口病の診察を受ける乳幼児について「この数ヶ月、毎日900人近い」と述べました。
 
北京のある病院の医者
「毎日 900人近く診ます。この数ヶ月多くて、5月~7月は手足口病のピーク。全国で患者は100万人を超え、死者は500人以上です」
 
国営メディアによると、北京の児童病院では5月末以来、患者が激増。手足口病の乳幼児は、先週、最も多い日で、400人を超えました。「今の設備では、これほどの患者に対応しきれない」と病院関係者は漏らします。
 
専門家によると、手足口病のウィルスには様々な種類があり、命の危険を招くものとそうでないものがあります。しかし、その判断は難しいそうです。
 
北京のある病院の医者
「手足口病のウィルスは一つだけではありません。死を招くウィルスもあります。それに感染したら、もうお手上げです。それを除く薬はまだありません」
 
当局によると、今年北京では手足口病が猛威を振るっており、重病の乳幼児が増えています。これから1、2ヶ月このような状態が続きそうです。
 
新唐人記者がお送りしました。
 
 

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